記者とデザイナー


きょうは、新聞記者さんとグラフィックデザイナーさんにお会いしてお話した。

記者さん曰く、文化面担当になると、記事に事実だけでなく感覚でとらえたことを書かなければならないので戸惑ったそうだ。署名記事として掲載されるので、ずいぶん気をもんでいらっしゃった。たしかに文化関連記事は事実だけではそっけない。一方、記者の解釈が過ぎると興ざめしそうだ。ほんとうは分厚い批評をふくむ記事があってもよいはずだが、日本の新聞紙面の文字数では難しいだろう。

デザイナーさんは、毎年インターンを受け入れていらっしゃる。かれが職場の掃除をしているときに、インターンへの評価が下されるそうだ。なぜなら、「何か手伝いましょうか」と言ってくる学生さんと、ぼーっと見ているだけの学生さんがいるから。どちらがたかく評価されるかは言わずもがな。デザイン能力うんぬん以前の問題だ。周辺状況を把握し、それに応じた気づかいができるか、というごく基本的な能力がみられている。

このデザイナーさん,毎日、30分とか45分とか時間を決めて習作をつくっている。Zack Liebermanも毎日欠かさずコーディングしている。小さな作品を作りつづけるのは、大きな仕事をやる前の準備運動をしておくようなものだ。創作の基礎体力が鍛えられるのは間違いない。わたしも毎日、コーディングとライティングはかかさずやろうとあらためて決意した。

締切がないと書けないといったのは記者さん、時間を決めて創作するといったのはデザイナーさん。デッドラインはクリエイションのみなもとだ。

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