印刷博物館の印刷工房で、活版印刷を体験しました。
印刷博物館
http://www.printing-museum.org/
自分で書いた原稿の活字をひろう文選と植字作業、
さいごにアダナ印刷機での刷りをしました。
実は、実家で活版印刷をやっていたので、文選はよく手伝っていました。
ただし、植字や組み付け、刷りは父だけの聖域でした。
子供の頃、父の目を盗んでは、手動の印刷機のレバーを上下させては遊んでいました。
ディスクとローラーが密着してインクが練られるのが何とも気持ちがいいんです。
植字をやったのは、初めてです。
センタリングするには、込め物を左右に同じ量つめますが、
欧文でわずかなすき間が空いてしまいました。
最も薄い込め物が、0.25(mmかな?未確認)だけれど、
両方に入れる2個分のすき間はありません。
「そういう時は、単語間の空白に足してごまかせばいい」と、インストラクターさん。
なるほどなあ。
わずか1時間ほどの体験でしたが、楽しかったです。
あー、組み付けや解版までやってみたい。
ちなみに、上のイラストは樹脂版です。