ペルーでアプリCabifyを使ってタクシーを呼んでみた

海外に行くと、位置情報によってモバイルアプリの広告内容が変わるんですね。先日ペルーに滞在していたときに、あるiOSアプリを開いていたら、タクシーアプリらしき広告が出ました。Cabify(キャビファイ?)といって、タクシーアプリUber(ウーバー)のライバルアプリのようです。Cabifyのサービスエリアは、スペイン、チリ、ペルー、メキシコの4カ国です。

海外に旅行し、とくに公共交通機関が発達していない地域では、タクシーにお世話になることがよくあります。しかし見知らぬ土地でのタクシー乗車には、安全性と料金の心配がつきまといます。2013年12月、南米エクアドルで新婚旅行中の日本人がタクシー強盗に襲われて死傷した事件がありました。流しのタクシーを拾って被害にあったそうです。

ペルーのタクシーに料金メーターはなく交渉制です。つまり乗る前に運転手に行き先を告げて料金交渉をして納得したら乗車します。道を歩いていると、現地の人々がタクシーと交渉している場面によく出くわしました。この交渉、スペイン語を話せない旅行者には厳しいです。またタクシードライバーは、旅行者とみると相場より高い料金をふっかけてくるようですから交渉は難航します。

タクシーの数は多いのですが、どの車が安全なのかわかりません。正規のタクシーのほかに、白タクも走っています。タクシーの行灯をダッシュボードに置いているだけの車は怪しい気がしました。旅行者は、基本的に流しのタクシーは利用せず、ホテルで呼んでもらうかタクシー会社に電話して呼ぶことがすすめられています。料金は流しのタクシーよりも高くなりますが、差額をケチって命を危険にさらすよりはよいとおもいます。それほど治安が悪い感じはしませんでしたが、結局流しのタクシーには乗りませんでした。

CABIFY. Tu chofer privado. from Cabify on Vimeo.

さて、リマでCabifyを使ってタクシー乗車してみました。リマではUberもサービスインしていましたが、双方の料金に大きな違いはなく、Cabifyのほうが車両が多そうだったので、Cabifyを選択。二つのアプリで割引になるプロモーションコードを探してみましたが、すでにキャンペーン期間が終了していたようです。ちなみにリマの大きな公園(ミラフローレスのケネディ公園や噴水公園)には無料Wi-Fiが整備されていましたので、国際ローミングを利用せず屋外からアプリを使ってタクシーを呼ぶこともできます。

Cabifyでアカウント登録し、支払い情報としてクレジットカードかPayPalアカウントを登録します。料金はカードかPayPalに請求されるので、利用時に車内で現金精算する必要はありません。車種は、ライト、エグゼクティブ、グループ(バン)の3種類。ライトとエグゼクティブは4人、グループは6人まで乗れます。ライトといっても革張りのシートで日本の小型タクシーよりも快適でした。2度乗車しましたが、いずれも実際の料金はアプリの見積料金よりも安くなりました。

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これはライトカー。トヨタ車でした。

料金をメモしておきます。

ミラフローレス地区からラファエル・ラルコ・エレラ博物館まで、ライトカーで、S/.24.80(ソーレス)、6.40 €(ユーロ)。
ミラフローレス地区からリマ国際空港まで、エグセクティブカーで、S/.54.70(ソーレス)、14.06 €(ユーロ)。
請求者名は、「Maxi Mobility Spain S.L.」でした。

行きは、リマ国際空港からミラフローレス地区までグリーンタクシーで、25USD(ドル)またはS/.80.00(ソーレス)でしたので、Cabifyのおかげでずいぶん安く乗れたことになります。

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エグゼクティブカーに乗ると、ドライバーさんから冷たいミネラルウォーターのサービスが。国際線には持ち込めないので空港の保安検査前までに飲みました。

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白黒反転のQRコードってあるんですね。

東京では安全で安いタクシーがたくさん流れているので、Uberのようなタクシーアプリは特別な機会しか利用することはなさそうですが、海外では重宝しそうです。

2014年2月22日「おもてなしのデザイン」開催のお知らせ

研究室のプロジェクトDEVELOPMENTALで、トークイベントを企画しました。
今回のテーマは「おもてなし」です。
東京オリンピック招致プレゼンで流行したことばですが、オリンピックの話ではないですよ。
(でも、オリンピックの話もリクエストすれば出てきそうですが。笑)
宮田雅子さんは、はばひろい関心をもちながらデザイン活動されています。宮田さんのお話をまとめて聴ける機会になるので楽しみにしています。
みなさんのご参加をお待ちしています。

DEVELOPMENTAL/オープントークvol.2「おもてなしのデザイン」

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プレゼンター: 宮田雅子(デザイナー/札幌大谷大学)

司会・進行: 杉本達應(札幌市立大学)

日時: 2014年2月22日(土) 16:00-18:00

会場: 札幌市立大学サテライトキャンパス
[札幌駅南西・北4西5・アスティ45ビル12階 電話 011-218-7500]

参加費無料。事前申込不要。どなたでもご参加いただけます。
Facebookご利用の方は、ぜひイベントページで参加登録してください。

デザイン思考、ソーシャル・デザイン、コミュニティ・デザイン、サービス・デザイン……近年、「デザイン」という言葉が、商業デザインを超えて多様な領域で使われるようになりました。

今回、札幌を拠点にユニークなデザイン実践を展開されている宮田雅子さんをお迎えし、 広がる「デザイン」の意味をラディカルに問いなおします。キーワードは、「おもてなし」。

宮田さんは、たんなる地域振興や観光開発ではないデザインとして「美唄式 あぜ道ピクニック–これが美唄のおもてなし」(北海道美唄市)等をプロデュースしています。こうした活動事例を通して、「おもてなしのデザイン」とは何か、「おもてなし」と「サービス」の違いなどについて話題を提供していただき、参加者のみなさんと話しあう機会にしたいとおもいます。

宮田雅子(みやた・まさこ)
札幌大谷大学芸術学部美術学科専任講師。
武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業。凸版印刷株式会社でセールスプロモーション企画に従事後、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科助教を経て、現職。
専門はメディア・デザイン。デザインとメディア論の間を往復しつつ、プロジェクトやメディア実践などを手がける。共著に、『メディアリテラシー・ワークショップ:情報社会を学ぶ・遊ぶ・表現する』(東京大学出版会)など。

主催・お問い合わせ先:
札幌市立大学デザイン学部メディアデザインコース 杉本達應研究室
sugi (at) media.scu.ac.jp
*「DEVELOPMENTAL」は杉本達應研究室の研究プロジェクトです。

2014年のはじまり

もうお正月気分もすぎましたね…。年賀状つくれませんでした。

はじめて札幌の冬を過ごしています。
このところ毎日、氷点下の気温や真冬日が続いています。
ところが、わたしは長時間屋外にいることがほとんどないため、外の寒さが身にしみていません。
雪は積もっていますが、賃貸マンション暮らしのため雪かきをせずにすんでいます。
部屋の中は強力なストーブ暖房のおかげで、これまで過ごしたどの冬よりも暖かいほどです。

これでは、まるで自分があたたかい水槽で泳いでいる熱帯魚のようではないですか。
厳しい自然と対峙せずにすんでいる住環境に感謝しつつも、エネルギーを使いまくっていることに、いくばくかの後ろめたさを感じる冬の生活です。

さて今年もまた新たなことへ取り組むことが増えそうです。
夏には札幌では、札幌国際芸術祭が開催されます。
自然と季節の変化が楽しめる北海道にぜひ遊びにいらしてください。

2013年

いまさらですが、2013年をまとめておきます。
2013年は、環境が大きく変わり、初めての体験がたくさんできました。
まだまだ初めて経験することがたくさんあるのはありがたいことです。

3月。
西日本のメディア研究者・実践家の集団「MAGNET」がスタートしました。
といっても私は西日本エリアからはなれてしまいましたが。
MAGNETでは、3月(福山)と7月(安芸高田)と11月(山口大阪)のイベントに参加しました。
3月末に札幌に引越しました。部屋探しでかつてないトラブルが発生したものの、なんとか部屋が決まりました。
初めての北海道暮らしのスタートです。

6月。
サンフランシスコへ。WWDC 2013のチケットが運よくとれました!
行こうかどうか迷いましたが、チケットのキャンセル不可だったため、あとにひけずに(笑)行きました。
2度目のサンフランシスコでした。
関連記事:
WWDC 2013まで残り1ヶ月。「はじめてのWWDCガイド」2013年版日本語訳をどうぞ。
西海岸でZineを買う。 The Needles & Pens story

8月。
「SCU Access」リリース。2つめのiPhoneアプリです。

10月。
「DEVELOPMENTALオープントーク」を開催。初めてのトークイベント企画です。
『メディア技術史―デジタル社会の系譜と行方』が刊行されました。初めての共著書です。
関連記事:
『メディア技術史―デジタル社会の系譜と行方』

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その他、初めて自動車通勤を始めたり、初めての研究室サイト(lab.sugimototatsuo.com)を開設したりしました。
データビジュアライゼーションの翻訳記事の反響が大きく、600超ブクマ、900超いいねを記録しました。
関連記事:
データビジュアライゼーション・ツール20選

さて2013年、次の方々が亡くなられました。
私的な一覧ですが書きとめておきます。

アーロン・スワーツ 大島渚 柴田トヨ 嶋本昭三 十二世市川團十郎 飯野賢治
納谷悟朗 山口昌男 田中宥久子 マーガレット・サッチャー 三國連太郎
島森路子 牧伸二 中坊公平 なだいなだ 内海賢二 14代目酒井田柿右衛門
渡辺保史 金子勇 吉田昌郎 ウォルター・デ・マリア 富田倫生 藤圭子
山崎豊子 トム・クランシー 桜塚やっくん やなせたかし 天野祐吉
アーサー・ダントー ルー・リード 川上哲治 島倉千代子 堤清二 青山純
ネルソン・マンデラ ミハイル・カラシニコフ フレデリック・バック
宮田加久子 大瀧詠一

東京でUberを体験

先日、東京でソフトローンチした、iPhoneで呼べるリムジンサービスUber(ウーバー)を体験しました。Uberの初回無料プロモコード(上限5,000円)を使いました。

申し込んだら、黒塗りのトヨタクラウンがやってきました。乗車すると、某タクシー会社の車だなとわかりました。
「○○タクシーさんですか?」
と訊ねたところ、運転手さんがすごく動揺しています。Uberと業務提携しているけれど、社名は極力ださないように言われているんだそうです。

運転手さんによると、昼と夜、それぞれまだ10台しか走っていないとのこと。

Uberの利用はスマホで完結しています。配車中の車両の位置はリアルタイムで確認できます。料金は事前に登録したクレジットカードで引き落とされるので、車内での支払いは不要。

はじまったばかりのサービスなので、ちょっとした問題もありました。

配車待ち時間の表示が数分だったのに、道路混雑やピックアップ地点を間違われたこともあって、実際には倍以上の時間がかかりました。ドライバーさんが地点を勘違いされていたようで、かなり離れた場所に車が停車して、到着お知らせのテキストメッセージが届きました。ドライバーさんにメッセージしようか迷いましたが、しばらくすると気がつかれたようで、正しい場所に来てくれました。

また、事前に表示された予想料金は、2〜3,000円台だったのに、実際にかかった料金は5,000円超でした。

待ち時間と料金の予測精度が高まると安心ですね。

東京のUber、いまのところどんなときに使うのがよいのかまだわかりません。東京ではタクシーは十分走っているので、Uber独自の差別化がされていくのだとおもいます。

追記:
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「Uber プロモーション」でTwitter検索すると、初回割引なども見つかります。